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1分で読める!ヤフーニュースにも取り上げられたハゲタカジャーナルって何??




こんにちは。
悩める理系男子です。

ヤフーニュースをほぼ毎朝欠かさず確認しているのですが、今日こんな記事を見ました。

ハゲタカジャーナルじゃーーーーん

粗悪学術誌掲載で博士号 8大学院、業績として認定(2018/12/16にまたニュースに取り上げられました。)2018/12/18追記

というのも、つい先日、研究室の四年生が「なんか論文投稿しませんかってメールが来たんですよ…」って話をして、ミーティングでハゲタカジャーナルには気をつけましょうという話がありました。


学術論文掲載に必要な査読とハゲタカジャーナル

ハゲタカジャーナルとはそもそもなんだって話ですけど、本来、学術雑誌に研究内容を掲載するためには、査読という段階があります。
査読とは、その研究が論文として公開されるために、質として大丈夫なのかを第三者に判断してもらうことです。この時点で、可能か不可能か、この部分が足りないとかコメントが来ます。

実際には、どんな内容で判断されてるの?っていうのをまとめてくれているものがあるので、リンク貼っておきます。

そのあと、投稿する学術雑誌から、掲載しますよ!しません!という連絡が来て、論文という形になるのですが、これが全て終わるに早くて4ヶ月、かかると数年という長い時間がかかります…
このような審査プロセスがなく、掲載料だけ払えば論文として掲載される学術雑誌をハゲタカジャーナルと読んでいるわけです。→このような審査プロセスがずさんで、掲載料をはらえばほぼ論文として掲載される学術雑誌をハゲタカジャーナルと呼んでいるわけです。(18/12/18変更

ハゲタカジャーナルだと、お金払えば論文として掲載される(業績になる)し、ハゲタカジャーナルからすると、お金もらえるしラッキーみたいな感じでなくならないようです。

僕も来たことがあって、「えっ!なんか来た!(歓喜」って思ったんですけど、よくよく考えてみるとあんな発表内容で論文にしませんかってお誘いするこいつやばくね?って思い、ググってみるとハゲタカジャーナルだったことがあります。
いや、あんな内容で論文になるわけないもんね…やること山積みだし…と自分で言ってて悲しくなるんですが、そういうこともありました。

日々研究をしている中で、指導教員からは税金を使って研究させてもらってるんだから、成果を出さないといけないけど、虚偽とか改ざんだけは絶対にしてはいけないと言われています。結果は後世に残っていくので、科学に対しては誠実でありたいですね。

10/12追記→ハゲタカジャーナル一覧のリストが公開されてるので追加しました!Beall’s list of predatory jounals and publishers

写真は宮崎大輔さんが撮ったものです。ぱくたそからダウンロードしました。




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