サイトアイコン とある理系博士学生のブログ

研究をしていて最近実感した越えられなさそうな壁

こんにちは。

最近、悩んでいることがあります。

悩んでいるというよりは、その事実を目の当たりにし、受け入れている自分と受け入れられない自分がいることですが。

今回はそんな博士志望の学生の悩みを皆さんに打ち明けたいと思います。

追記(2019年5月14日):今では研究者としてアカデミックの世界で生きていくのではなく、企業で博士という資格を持って働こうと思っています。

周りの研究者の方には海外に行きなさいとよく言われます。
その理由として
1. その分野のトップを知る
2. 同世代くらいの人が多くいる最先端の環境で競争する
3. 海外でしか味わえない理不尽なことなどを味わって、タフな人間になる

などです。

1. その分野のトップを知る
2. 同世代くらいの人が多くいる最先端の環境で競争する
に関してはよくわかります。

例えば、その分野のトップのラボでしか体験できないことは2の理由にもなるでしょう。
また、トップのラボだからこそ様々な分野の最先端の研究者が講演にやってきたりし、そこから人脈を広げ、後々のステップへとつながることもあるでしょう。
世界的な人脈を作ることは将来の自分の手助けにもなります。

3. 海外でしか味わえない理不尽なことなどを味わって、タフな人間になる

これに関しては、いろいろ聞かされました。
・アジア人差別をされる←まあ、これはよく聞く
・とりあえず、常識が違う←これもよく聞く
・経度の高い所に行くと日照時間が短いため鬱になりがち←これもよく聞く
・自分の実験試薬が使われてる←モラルがない人のせい
・使ってないはずの実験試薬が消える←やばい人のせい
・自分のサンプルがなぜかゴミ箱にある←やばい人のせい
・うまくいかないことを自分のせいにされる←やば(略
などなど。

はっきり言って、こんな話を聞くと海外に行きたい気持ちが薄くなります。

特に日照時間が短いと鬱になりがちに関しては、日本の冬ですら怪しい自分が乗り切れるのか全く自信がありません。
それ以外にも、これまで環境が変わったりすると危なかったので、余計に乗り切れる気がしません。

加えて、これら以外にも海外に行った人たちに共通していることがあります。
それは、大事な人がいたとしても自分の道を優先したということです。

例えば、
・結婚していてすでに奥さんは仕事をしていたけど一緒に付いて行った
・今度海外に行く先輩は奥さんを残して行く
などなど。

僕がそんな状況になった時に置いて行ったり、やりたいことをやっている奥さんに辞めてまで付いてきてと言えるかなあ。(*注 結婚していません笑)

自分のやりたいことの為に大事な人に負担を強いれるほど、強くないというか、申し訳ない気持ちが強すぎて開き直れないなとも思います。

そうなると、やはり日本に残って自分が突出するんだという強い気持ちを持って研究していくしかないんだろうなと。

今回は博士過程に進む私の悩みについて書いてみました。

ですが、その時にならないとわからないので頑張るしかないな!と自分に言い聞かせて、これからもやっていきます。

それでは。

同じ分野だけ狙うと狭いから色んな業界を見たいなあ。

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