biological replicatesとtechnical replicatesの意味と違いについて

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こんにちは。

今回はこちらの二つの用語についてです。

・biological replicates
・technical replicates

論文を読んでいると、three technical replicates were performedとか、three biological replicates were generatedとか出てきます。

これって感覚的には理解しているけど、実際はどういった意味で使っているのでしょうか。

どちらもreplicatesとついているだけあって、ややこしいですよね。

僕は下記のように理解しています。

biological replicates: 一つの実験の中でサンプル数を増やし反復を取ることで、データの信用性を高める

technical replicates: 同じ実験を複数回行うことで、得られた結果が偶然に起きたものでないことを証明する

そのため、一つのサンプルを複数に分けて解析してもbiological replicatesにはなりませんし、何回も解析してもtechnical replicatesにはなりません。

それぞれのサンプルや実験を独立させることで反復を担保することができるのです。

皆さんも実験計画を立てる際には、biological replicatesが保証されたサンプル数を取っているのか。

また、technical replicatesを保証する実験回数を取っているのか確認しましょう。

他にもこんな記事を書いています。

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